投稿者:    投稿日:2017/07/28(金)19時59分24秒      

牛丼チェーンに打撃=米国産の関税引き上げ

政府の緊急輸入制限(セーフガード)の発動により、米国産の冷凍牛肉に対する関税が
8月から引き上げられる。牛丼チェーンには調達コストの上昇に直結するため、大きな
打撃となる。各社は影響を精査し、対応を協議している。
 吉野家ホールディングスと松屋フーズは、牛丼に使用する牛肉の大半が米国産だ。
オーストラリア産などに切り替えることも検討課題に挙がるが、吉野家は「米国産の味が
牛丼にふさわしい。量的にも全店に安定供給できるのは米国産」と、米国産にこだわる
方針だ。
 「すき家」を展開するゼンショーホールディングスは牛肉の産地の割合は非公表だが、
「収益に影響はある」。豚丼など牛丼以外のメニューを充実させ、影響を最小限に抑える
という。
 商品の値上げは、「消費環境を踏まえると難しい」(吉野家)、「企業努力により消費者
に影響が及ばないようにしたい」(ゼンショー)と各社とも慎重姿勢。しかし、コスト増の
度合いによっては、検討せざるを得なくなる恐れもある。
(時事通信)


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